悩めるビジネスマンへ!やる気を持続する一番の秘訣って…?
2016/06/20
お悩み例② 「やる気を持続する秘訣 ~成功を支える関係性~」
前回のブログお悩み例①の後編ということで、お話をしたいと思います。
今回は、やる気を持続するために、重要なキーパーソンがいることをお伝えしましょう。
前回のおさらい
前篇では、職場での新しい活動や、取引先との新しい取り組みがスタートする時には、誰よりもモチベーションが高いのに、結果が出ないとすぐに諦めてしまうケースについてお話しました。
諦めてしまった後には、失敗したという経験が、何をやっても結果がでないというサイクルを作り出して行ってしまうのだということでしたね。
そのサイクルが、ある種の「癖」となって、習慣化してしまう・・
これは本当に自分でも無意識ですから、この習慣を手放すには、目標の見直しをしてみようということでした。
目標の見直しが必然
大きすぎる、あるいは高すぎる「目標」を見直してみることや、「目標」を明瞭にしてみること、これが大切でしたね。
個の特性を活かしながらも、「できることVSできないこと」、つまり、
- 目標達成がどのくらいの困難なのか?
- どのくらい努力すれば達成できるのか?
これを最初の段階で明瞭化するということです。
そうすれば、大きすぎる目標に押し潰されることなく、小さな一歩、小さな成果、そして小さな成功に自信を持つことができるようになり、自分にOKサインを出すことができるようになるでしょう。
OKサイン出せたら次のステージへ
さて、このやる気や自信を持続していくにはどうすれば良いでしょうか。組織においては、自分の行動を承認してくれる人が必要です。
自分の頑張りを認めてくれる、あるいは期待してくれる人の存在が重要になってきます。
もちろん、個の能力やモチベーションが組織の原動力の基本なのですが、「ビジネスは一人で成し得るものではない」ということは、当然といえば当然なのですが、これが皆さん意外に見落としがちです。
ほとんどのコミュニケーションを、スマートフォンやパソコンによるインターネットやメールで行う現代、自分の事を話す、自分の事を聴いてもらうという場が少なくなっていると考えます。
つまり、対面で「会話」をすることが非常に少なくなっているのではと思います。
上司が部下に話しかけることも、また部下が上司に相談することもなくなってきていませんか?
もしかしたら、営業の「報告」さえもままならずに、放任されているというようなケースもあるかもしれません。
「報告・連絡・相談」が関係性の向上に繋がる
たとえば、一つの営業目標があったとしましょう。
この目標について、個の力が存分に発揮できるかどうか?は、上司との「関係性」が大きく左右します。
先にも話しましたが、ビジネスは一人でしているものでなく、一人で抱えられるものでもありません。
上司と対面でコミュニケーションをとり、常に連帯感を持つことが、何よりの重要項目となります。
必要な人財だと認められることは、目標への魅力も高まります。
さらに、益々「期待」されることが、相乗効果を生むとも言えるでしょう。
このコミュニケーションは、常にフィードバックすることが必要になるわけです。
営業やプレゼンテーションに出る前、そして帰ってきた後に、上司への報告や連絡、そして今後の対策を相談する。
このような密な会話こそ、やる気の温存効果があると言えるでしょう。
もちろん、営業効果が大口の成約にまでにも繋がることにもなります。
自分が上司の立場であれば、尚更のこと
もしアナタが部下を持っている場合には、部下を育成するという観点からも、アナタの「在り方」が部下のやる気を左右すると言っても過言ではありません。
部下のやる気とそして成績に係るモチベーションは、もしかしたら上司であるアナタが、部下に「期待している」という意思表示で、いかようにも変わってくることが大きいのです。
企業成長を考える場合、アナタと部下との信頼関係が、何よりも要になっていることを改めて考えてみてはいかがでしょうか。