ガンバレ!と気合を入れるのは逆効果!~普段の力は発揮できない
2018/09/09
北海道の胆振地方中東部の震度7の地震には、びっくりしました。
このところ災害フルコースで、本当にどこに居ても危機管理が問われるように思います。
北海道には受講生や同業者、知人も多いですから、他人事ではありませんでした。
特に阪神大震災を経験している私、まずライフラインが止まることがどれだけ大変なことであるかは痛いほどよくわかります。人間は自然には敵いませんね。
被災された皆さんのご無事とこれからの復旧を願っています。
さて、掲題のお話しをしましょう。
こころはどこに調和していますか?
私たちはどんな時も、力の発揮できる自分でいたいですね。働き方改革は「生き方改革」であると以前にもお伝えしましたが、まず社会における人材としての自分のあり方を見直してはいかが?と思います。
あり方の見直しとは?普段の私はどんな人なのか?つまり、どんなことに調和しているのか?を考えてみましょう。
ここで調和という言葉、もっとわかりやすく翻訳すると・・・「あなたのこころはどこに安定している?」ということです。
チャレンジの時、何を意識しますか?
たとえば、新しいことにチャレンジする場合、何を意識しますか?
新しいことをするのが好きだとか、嬉しいとか、あるいは自由を感じるとか。またチャレンジすることに納得感がこみ上げてくる・・・などなど、あるでしょうか?
これらはどれもポジティブに調和(安定)していると言えますね。
逆に、何となく嫌だなぁ~、不安だなぁ~と、嫌な気分になることがありますね。これはチャレンジすることに違和感があったり拒絶感があるのですね。つまり、不調和の状態でこころが安定してないのです。
こころの中にあるプラス(+)とマイナス(-)
私たちのこころの中には、プラスとマイナスの感情が誰しもあるかと思います。プラスに調和(安定)している場合は、チャンレンジすることに拒絶感がありませんから、すぐに行動に移せることが可能になりますね。
・・・ということは、「ガンバレ!」と気合を入れることが必要ありません。
では、嫌だなぁ~、不安だなぁ~というマイナスの気分がある場合はどうしたらよいのでしょう。お勧めしたいのは、「ダメな私」と思わないことです。
なぜなら、チャレンジする内容が普段の自分のレベルを超えていたりする場合、無理にプラス思考になろうとすると、逆効果なのですね。ですから、嫌な気分を払拭するために、「ガンバレ!」の気合いを入れることは、不安な気分を大きくして返って普段の力が発揮できないことになります。
こころの中のプラスもマイナスもすべて自分の中にあること、ありのままの自分を大切にマイナスの部分も全部あなた自身、全部味わってあげてください。
まずは、自分ひとりで悩まないことですね。統一場心理学のテンプレートを活用してあなたのこころの見取り図を書いてさしあげることもできます。またカラーストーリーを描くことで人生を振り返ることも可能です。
Enchanteでは個人セッションもお引き受けしています。お気軽にお問合せください。